ゴほうしの話 その2
どうもkuroです。
本日は『ゴほうし!』の著者・あだ村さんの紹介をしましょう。
あだ村さんは、まだかなりお若い方です。具体的に把握されても問題ないと思いますが、一応ぼやかして言うと私より一回り以上若いです。そんな将来ある若者がどうしてこんなアホな作品を書いたのでしょうか?
- 作者: あだ村むだら,みさくらなんこつ
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- 発売日: 2009/09/29
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先日、機会があってちょっとあだ村さんにインタビューしてみました。以下抜粋です。
−−小説を書くようになったきっかけはなんですか?
「昔から小説は良く読む方だったんです。ライトノベルだと『スレイヤーズ』とかを読んでました。ファンタジー世界が好きで、その中でも『ドラゴンランス』シリーズっていう海外のファンタジー小説が大好きだったんです。高校生くらいから、ああいうハイファンタジーの世界に憧れていたんですよ。自分もいつかああいうカッコイイ世界を創って、感動させたいなって思ってたんです」
−−意外に真面目な文学少年だったんですね。
「照れますね(笑)。だから小説家になりたくてそっち方面の専門学校に入って、緻密な設定のハイファンタジーの作品を、がんばって書いていたんです」
−−へー。でも、それがなぜ『ゴほうし!』みたいなギャグエロ下ネタ系の作品を書くようになったんですか?
「そのファンタジー系の作品は、誰に見せても『面白くない』って言われて……」
−−そ、そうですか……。それで……。
「いや、それが原因でファンタジーやめた訳じゃないんです」
−−?では、なぜ?
「そういう専門学校って、やっぱりオタク系の人が集まるんですよ。同じようなオタク趣味のヤツが異常に多い特殊な環境なんです。だから今まで声を大にして言ったことのなかった『ネギま!』とか『ドクロちゃん』を好き!と言っても誰もヘンな目で見ない。むしろそれが当たり前の環境なんです」
−−ま、まあそうなんでしょうね。
「で、気が付いちゃったんですよ! 自分がハイファンタジーを書きたいって言っていたのは、じつは自分に対するウソだったんだって。格好つけてただけなんだって!」
−−な、なるほど。
「自分が本当に好きなのは、萌えとギャグとエロなんだって。だから開き直ってギャグ作品書いたらみんな面白いって褒めてくれた。それで、もういいやって開き直って、それ以降エロとギャグばっかりですよ。今では『変態』は褒め言葉ですね」
−−そ、そうですか。(そういうのは道を踏み外したというのでは……)
「その行き着いたところにこの『ゴほうし!』があるわけです。でもこれは正直作品にならないと思ってました。どっかで止められて日の目は見ない作品のはずなんです。変態をかなりこじらせてますからね。今でも信じられないですよ。ラッキーです。奇跡だと思います」
−−……確かにちょっとこじらせた感じはしますね。
「ラッキーなのはイラストもそうです。みさくら先生が描いてくれるってだけでもラッキーなのにイラストを見て、本当にびっくりしました。何がびっくりって、ぼくの中では『きの子』も他の女性キャラもまったく、萌えキャラじゃなかったのに、こんな可愛くなっちゃうんですもん」
−−……良かったですね。(萌えキャラじゃなかったのかよ!)
「感動でしたね〜。特にこのピンナップ、めっちゃエロいじゃないですか!見た瞬間、『ゴほうし!』書いて良かったなーって思いました」
−−ほんと、良かったですね。(ダメだこいつ、はやく何とかしないと……)
いかがでしたでしょう? ドキュメントあだ村むだらの壊れるまで『ゴほうし!』誕生秘話でした。
あだ村先生のとってもユニークでちょっぴりエッチな『ゴほうし!』にご期待ください!
- 作者: 三井雷太,緒方剛志
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どのハードで出るんだろう。思わずハードごと買ってしまいそうだ……。