ななちーの話 その5

どうもkuroです。
前に別の作家さんに『ナナヲ・チートイツ』の森橋ビンゴさんの話をしていたとき、「森橋さんは作品よりも人生の方が面白そうですね」と言われたことがあります。
否定できませんでした。
今回は『ななちー』の話、というか森橋さんの話です。

ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)

ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)

彼は『ナナヲ・チートイツ』を書いた後、じつは『近代麻雀』に見込まれて麻雀漫画の原作を書いてたりします。
サラッと書きましたが、これについてもかなり笑える経緯があり、じつは結構な分量(3回分)の原稿を書いていました。ですが、ミスってテキストを消してしまった……orz。ちょうど忙しい時期だったのと、気力が萎えたのと、時期を外したのでそのままお蔵入り(もはや脳内にしかないですが)にしました。気が向いたら書き直します。


さて。上記を踏まえまして、休みの日に森橋さんからケータイに電話がありました。まあ、作家さんは自由業で土日あんまり関係ないですが、森橋さんにしては珍しい行動です。新作の原稿で何かあったのかな?と思って電話に出ました。
私「もしもし?」
森「ああ、kuroさん、最強戦って知ってます?」
私「藪から棒に何ですか? 麻雀の最強戦のことなら、まあ知ってますけど……」
最強戦は『近代麻雀』主催の多分日本で一番大きな麻雀大会です。まあ、麻雀の国体みたいなもんでしょうか。オープン戦なので私たち素人でも勝ち抜けば参加できます。といっても、過酷な予選があるので出場する難しさも国体並みだと思います。
森「あれに出ることになったんですよ」
私「へー、スゴイですね。まだ原作書き始めたばかりなのに、よくゲスト枠貰えましたね?」
最強戦にはゲストとして有名プロや作家さんが出場することがあります。
森「いや、予選勝ち抜いちゃったんですよ」
私「……は?」
森「たまたまバカヅキして連続トップとって、勝ち抜いちゃいました!」
とても嬉しそうです。上記しましたが、参加するのには、国体並みの難しさがある大会です。そりゃあ嬉しいでしょうが……。
私「……森橋さん、前から思っていたんですが」
森「はい?」
私「あんた、運の使い方間違えすぎだ」


……と言うことで、10月4日(日)に森橋さんが麻雀最強戦に出場します。皆さんもぜひ応援してあげてください。私は両国に応援に行ってきます。小島プロや桜井章一さんを生で見たいので、いい機会です。


私「まあ、とりあえずおめでとうございます。竹(竹書房近代麻雀』の版元さん)の担当さんも驚いたでしょう?」
森「いや、まだ伝えてないんですけどね」
私「……え? なんで?」
森「両国(国技館。決勝の会場)で会って驚かそうかなぁ、と思って」
私「そこは連絡しとけよ」


麻雀の強さに箔のついた森橋さんの『ナナヲ・チートイツ』、ぜひよろしく!(ムリヤリ)

ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)

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●ゆの「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」(ひだまりファイト)を元ネタ作者の日本橋ヨヲコ先生が描き下ろし
日本橋先生、相変わらずかっけえ。