メガミノベル大賞の話

どうもkuroです。
そうそう前回言い忘れたのですが、第2回の『メガミノベル大賞』を募集始めました! 詳細はHPで……と思ったんですが、まだ上がってないや……。全部書くとたいへんなので、ちょっとだけ要項を書きますね。詳しくは現段階だと発売中のメガミマガジン9月号をご覧頂ければと思います。

Megami MAGAZINE (メガミマガジン) 2009年 09月号 [雑誌]

Megami MAGAZINE (メガミマガジン) 2009年 09月号 [雑誌]

●第2回メガミノベル大賞
・締め切り 2009年11月30日(当日消印有効)
・賞
大賞=受賞作品の書籍化と賞金100万円
金賞=賞金50万円
銀賞=賞金30万円
べっかんこう賞=べっかんこう氏挿絵による書籍化と賞金10万円
属性賞=賞金10万円
※「属性賞」と「べっかんこう賞」は大賞などとの重複受賞があり得ます。

とまあ、こんな感じです。賞金とかは他の賞とたいして変らないですが、「べっかんこう賞」と「属性賞」があるのが特徴ですかね。イラストレーターさんの名前の賞で、そのイラストレーターさんに挿絵を描いてもらう特典がある、というのは多分ウチだけかな?
昨年のイラストレーター名の賞はご存じと思いますが「こつえー賞」でした。受賞作は再三ご紹介しています『みすぷり!』です。『みすぷり!』は金賞との重複受賞でした。

みすぷり! (メガミ文庫)

みすぷり! (メガミ文庫)

ようやっと写真入った。
昨年、ウチに応募してくださったメガミノベル大賞の作品は250作前後だったと思いますが、その中には明らかな「こつえー賞」狙いの作品もけっこうありました。要は「ぱんつはいてない」女の子が出てきたり、メカ少女が出てきたり、メカと「ぱんつはいてない」女の子が出てきたりする作品です。最終選考の中でも『キューティーパンツァー』とか『かのぱん』なんかはけっこう分かりやすく「こつえー賞」っぽい作品ですね。
逆に『みすぷり!』はヒロインはオトコノコ(?)だし、主人公はガタイのいい怖い顔のあんちゃんだし、女性キャラは少ないしで、あまりこつえー賞に向いている作品ではないのかもしれません。でも最終選考のとき、こつえーさんの描く“ソアラ”を見たい!と強く思い、私は『みすぷり!』を推しました。性別云々はともかくとして、自らの境遇に悩み、恋心をごまかしながら気丈に振る舞うソアラは、とても魅力的で可愛い子でしたから、こつえーさんのイラストがよく映えると思ったのです。ソアラは、作品の相性以上に「このキャラクターのこつえーイラストを見てみたい」と思わせるだけの強いモノを持っていると私は考えました。その思惑は正しかったと、作品ができあがった今でも思うのですが、皆さんの感想はいかがでしょうか?
今回も多分、べっかんこう賞を選ぶとき「この娘をべっかんさんに描かせたい!」というキャラがいたら、私はその作品を推すと思います。ぜひそんなキャラが出てくる作品ををいっぱい読みたいです。
皆様、ふるってご応募ください。よろしくお願いいたします。


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