ななちーの話 その4

どうもkuroです。
好きな麻雀小説は『麻雀放浪記』です。

……ここは確かに『ななちー』というべきだ。でもゴメン、森橋さん!オレはどうしても阿佐田哲也を裏切れない。だって一番好きな作家さんなんだもの。
色川武大名義の『百』が私が読んだ本の中で一番の好きな本です。愛していると言ってもいい。だから嘘はつけない。


もちろん2番目は『ななちー』です! 許してください。

ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)

ナナヲ・チートイツ (メガミ文庫)

紆余曲折を経て、『ななちー』の内容が固まった頃、森橋さんとこんな話をしました。
森「……これ、ラノベ読者が読むんですかね?(作家が言うべきことではない)」
私「……いや、正直ムリじゃないですか?(担当が言うべきことではない)そもそも本屋でラノベの棚に並べて良いのかも微妙だと思います。『趣味/実用』棚とかの麻雀ルールブックのそばに置いてもらった方がいいんじゃないですか?」
森「売れるんならそれでもいいですが、それで売れると思います?」
私「いやぜんぜん」
森「……ですよね」
困りました。勢い込んで作ったはいいですが、こんな奇書をどうすれば売れるかさっぱり分かりません。とりあえず打開策を考えました。
私「まあ、ラノベは表紙買いって事もありますから、イラストレーターさん頼みで行くのが常套手段ですよね」
森「それはそうだ」
私「じゃあ、お互い小説のイメージに近いイラストレーターさんあげてみましょうか」
森「そうですね。じゃー」
森・私「「伊藤誠」」(敬称略)
NiceBoat.の人ではありません。『兎』という麻雀漫画を描いている有名な漫画家さんです。この人の描く繊細かつ美麗なキャラクターは麻雀漫画に革命を起こしたと言っても過言ではなく、私も森橋さんも大ファンです。
イメージはピッタリですが、ラノベの棚にある絵とは思えません。漫画文庫の棚に間違えて置かれそう。そのあと挙がる名前も福本伸行先生とか押川雲太朗先生とか天獅子悦也先生とか、俺たちはどんだけ『キンマー(近代麻雀)』好きなんだという名前ばかり。現実味がありません。
私「らちがあかないんで、こうしましょう。『表紙だけで買ってもらえる人』にしましょう。萌え萌えでカワイイ女の子が描けて、しかも芸術性が高そうな。もうこの際、作品イメージは二の次で」
森「そうですね」
そして選ばれたのがしろさんでした。




こんな絵。


……酷い、酷すぎる。イメージに近いどころか、かけらもイメージが被ってない!
森「……これ表紙買いした人からクレーム来ませんか?」
私「来ると思います。詐欺と罵られてもまったく否定できません。……いいんでしょうか?」
森「いや、僕に聞かれても……」
クレームは怖い、でもせっかくOKしてもらったしろさんのイラストは捨てがたい。2人で話し合って、クレームの予防線を入れてやり過ごすことにしました。


「この表紙は詐欺です。」
オビ文字はこの時点で決まりました。


続く……かもしれないですが、とりあえず一回切ります。このまま行くとエンドレスエイトを越えてしまう。


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